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盲学校にクライミングを!
平塚盲学校の体育館に設置された手作りのクライミングウォール2006年3月、神奈川県立平塚盲学校の社会見学の一環として、初めて外岩でのクライミング(湯河原・幕岩)をNPO法人モンキーマジックと協同で行いました。今後も平塚盲学校だけに留まらず、全国の盲学校へクライミングが普及し、より多くの方が障害の有無を越え、楽しめるスポーツの選択肢の一つとなるよう尽力して参ります。

平塚盲学校レポート
1 訪問編
2 準備編
3 説明会編
4 幕岩編
天野先生『君たちのイメージ力をもってすれば、きっとこのスポーツは楽しめるはず!!』(神奈川県立平塚盲学校、天野先生より)

体育館に人工壁を作るまでも、本当に色々な葛藤がありました。「もしかして(視覚障害者にクライミングが向いていると考えるのは)自分だけの思い込みではないだろうか?」「何処に、どうやって作る?」「費用は一体いくらかかるのか?」「そもそも、果たして周囲の理解は得られるの…?」私の心には、やる気と不安が常に混ざり合っていました。

実際に幕岩でのクライミングの実現については、周囲の理解、生徒の個々の障害の状態と岩場の選択、ビレイヤーなどの人的支援…更に様々な心配がありました。心配は付き物ですが、学校の理解、保護者の理解を得る事ができ、是非みんなに本物の岩に触ってもらい、各々自分自身の力で、手をかけ足をかけさせたいという思いが一層強くなっていきました。そこにMonkey Magicの協力が得られたのです。

生徒達のがんばる姿、Monkey Magicの協力、学校の理解によって何とかここまで実現する事ができました。今後どのようにこのクライミングというスポーツを広め、更に継続するか?Monkey Magicと一緒に考えていきたいと思います。
 
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