2025年 07月 21日(月)10:00
【報告】筑波大学付属視覚特別支援学校にて、ボルダリングの特別授業を実施
7月16日(水)、東京都文京区にある筑波大学附属視覚特別支援学校にて小学部(4-6年生)と高校部(1年生)の児童・生徒を対象に、ボルダリングの特別授業を担当させていただきました。
当授業に向けて、ボルダリング壁の課題を事前に作り当日を迎えました。簡単な課題が2本、少し難しい課題が2本、難しい課題が2本の合計6本があり、さらには全部で21手の長手ルートも準備しました。
参加してくれた子どもたちは、「難しい!」「できた!」「だめだ!」「もう1回!」と色んな気持ちを声に漏らしながら、喜んだり悔しがったりしてくれました。最初は不安顔だった子どもたちも、汗をかき、仲間を応援し、終わる頃には「腕に力が入らない!」と言いながら、とてもよい笑顔を見せてくれました。
高校生からは代表の小林に「クライミングが辛いと感じることはありますか?」と質問がありました。小林からは「ないんだよね。自分は高校2年生に時にクライミングと出合い、それまでは運動が大嫌いだった。誰かと比べられたり順位がつかないクライミングと出合って、登れても登れなくてもずっと楽しく40年以上続けてます。だからクライミングの楽しさを皆に伝えられて嬉しいんだよね」と答えていました。
今回はボルダリングのルールと楽しさを知る授業でした。すべての課題を攻略した子どもたちはまだいません。「クリスマスくらいまでに全部できるようにガンバ!」と伝え、授業は終了となりました。
今後、等学校の児童・生徒がボルダリングに触れ、心技体を高め、何よりボルダリングを楽しんでくれることを願っています。
【活動の様子】