{* *} 活動レポート - NPO法人モンキーマジック
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活動レポート(2022年01月)

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2022年 01月 05日(水)18:00

メディア

【報告】日本教育新聞に代表小林インタビュー掲載

2022年1月3日(月)発行の日本教育新聞に、『勝ち負けない種目で自己肯定』と題して、代表小林のインタビューとモンキーマジックの活動について掲載いただきました。

多くの方に読んでいただきたく、日本教育新聞社様より記事転載の許可をいただきました。ぜひご覧ください。

クライミングは、自分の目標に向かってそれぞれのやり方で楽しむ生涯スポーツ。新年に入り、新しいことに挑戦したいと考えている方へ、ぜひクライミングをすすめていただき、一緒にモンキーマジックのイベントやスクールへ足をお運びいただけますと幸いです。

【活動の様子】

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2022年 01月 01日(土)09:00

NPO活動

【謹賀新年】

新年あけましておめでとうございます。年末年始の厳しい寒波で特に北日本や日本海側を中心に大雪となる中、今年は各地で久しぶりに家族が再会でき温かい笑い声が聞かれるお正月をお迎えの方も多いのではないかと思います。

昨年は1年越しとなったオリンピック・パラリンピックが緊急事態宣言発出下東京で開催され、アスリート達の輝かしい活躍や涙は、私達にスポーツの価値を再認識させてくれたことと同時に、コロナ禍での開催に向けた社会の意見の分断はスポーツそのものの意義も問うたものともなりました。

この世界最大のトップアスリートによる競技スポーツイベントである、オリンピック・パラリンピックに向けての動きに社会が注目する中、モンキーマジックはこれまで15年継続してきた、障害者をはじめとする誰もが共に参加できる事業を地道に継続することを模索し続けました。

競技とはまた異なる側面で、スポーツが社会をより豊かに創造するため、このコロナ禍に私達ができることをひとつひとつ積み重ねてきた1年となりました。障害者クライミング普及を通じて、様々な人々の可能性を大きく広げること、これはモンキーマジックのミッションです。助ける助けられるだけではない、共に気づきのあるクライミングを楽しむ経験の中から、自発的に社会での行動が出来る人が増えることは、より豊かな社会づくりにつながり、これはクライミングというスポーツが社会にもたらすことの出来るもうひとつの側面であると思います。

2020年から21年にかけて、小さな小さな法人としては生き残ることにも必死にならざるを得ない日々とも向き合ってきました。そのような中でも、英国のスポーツ財団やカナダのスポーツメーカーからの活動助成を受けた新しい事業が開始出来ることは大きな前進です。また、各既存事業もこの秋にかけて休止が続いた主催イベントが再開でき、地域交流イベントも各地から再開の連絡が相次ぎるうれしい知らせも届きました!そして昨年末には、天皇陛下からかけていただいた励ましのお言葉にも立ち止まっていてはならないと一層の精進を決意することが出来ました。

ひとりでも多くの障害者にクライミングを知ってもらい、実際に参加に結びつける環境の整備を勧めること、このため各事業の告知や報告などの広報を確実に展開し、参加・行動に移してもらえるように一層努めます。障害者クライミング普及を通じたより豊かな社会のために、私どもの活動は小さいことかもしれませんが、少しでもこの社会をより豊かにできるよう今年もがんばってまいりたいと思います。

私どもの活動が先行き不透明とは言え、少しずつ霧が晴れ始めた今、NPO法人モンキーマジックの活動発展のため、みなさまのご支援、そしてご参加今年もどうかよろしくお願い申し上げます。

そして今年も一緒に登り、上を目指し、笑顔あふれる時間を共にしていただけたらうれしいです!

2022年1月1日
NPO法人モンキーマジック代表理事 小林幸一郎

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