2025年 09月 08日(月)14:00
【報告】夏休みキッズボルダリング教室を開催しました
夏休みに三鷹ジム(東京、武蔵野市)にて、7月23、25日、8月19日、22日の合計4回の夏休みキッズボルダリング教室を開催し、11家族24名(内、知的・発達障害のある子ども10名)の方にご参加いただきました。
本教室は集団の活動に困り感を感じる子ども、発達障害や知的障害のある子ども(高校生まで)とそのきょうだい・家族を対象に行いました。また、今回は4回中2回、日本初の障がい児・障がい者専用ボルダリングジム「 KSK's ROCK CRAFT」オーナーの弓田祐代さんに講師としてお越しいただきました。弓田さんはボルダリングにビジョントレーニングを取り入れ、楽しく身体を動かしながら脳を鍛え、主体的に行動できる力を育てるプログラムである「ボルビジョン」を考案されており、今回の教室にもボルビジョンを行っていただきました。当企画は「発達障害児者のクライミング機会拡大プロジェクト」の一環で開催し、弊会のスタッフも弓田さんから多くの学びを得ることができました。
参加した子どもたちからは「楽しかった!」「大変だった。またやりたい!」などの声が聞かれ、保護者の方からは「この子がどれだけ登れるか分からなかったけれど、思ったより登れていて嬉しかった」「親子で続けたいです!」そんな、嬉しい感想をいただくことができました。
障害があると、運動へのアクセスがしづらくなりがちです。ある保護者の方は「家の近くにボルダリングジムがあるのですが、行く勇気がなく今日は1時間半かけてきました」と教えてくださいました。クライミング、ボルダリングは障害のある子どもたちへの好奇心、達成感を満たすこと、また発達を促したり社会参加と繋がるきっかけにもなります。夏休みの特別企画ではありますが、子どもたちの終わった後の笑顔と保護者の方々からの声が、彼らがクライミングの楽しめる場を広げていくことの必要性を感じさせるものでした。
○当企画はlululemonの社会貢献事業の一環であるGrow Impactの助成をいただき、運営いたしました。
○当企画は弊会の「発達障害児者のクライミング機会拡大プロジェクト」の一環で開催いたしました。
https://note.com/npomonkeymagic/n/nf716f616c0cc
【活動の様子】