{* *} 【報告】第71回マンデーマジック東京を開催 - レポート詳細 - 活動レポート - NPO法人モンキーマジック

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2018年 02月 17日(土)

主催イベント

【報告】第71回マンデーマジック東京を開催

2月のマンデーマジック東京が三連休明けの2月13日(火)に開催されました。

今月も取材が入りつつ、35名の方(内、視覚に障害のある方6名、聴覚に障害のある方6名、四肢障害の方2名、その他の障害の方2名)にご参加いただきました。

今月は北海道で活動する私たちの仲間「えぞモンキー」のメンバーが転勤などで何名か参加してくれたり、初めての方もいたり、チョコの差し入れをいただいたりと賑やかでしたが、何と言っても先月開催された「パラクライミング日本選手権2018」に出場した、代表小林をはじめとしたパラクライマーの皆さまに惜しみない労いの拍手が送られました。

 

今月の第11回「多様性を考えるプチ講座」では、常連の肢体障害の男性にインタビューをさせていただきました!

その方は昨年の12月から毎月のようにモンキーマジックのイベントに参加してくださっている方で、生まれつき脳性麻痺により両脚に障害があったり、上肢の動きが硬いということです。

モンキーマジックとの出会いは昨年11月の「ヒューマンライツフェスタ」で、モンキーマジックが運営していた仮設壁のイベントでした。

「初めてロープクライミングをしてみて、「もっとできる」と思っていたのに、全然できない。二段目に足が上がらない...とても悔しかった。」

代表小林に声をかけられ、このマンデーマジック東京に参加するようになり、ボルダリングはまた勝手が違い、やはり足が開かない自分には難しいと感じた。
コツをつかんだような気持ちになったこともあったが、翌月の東京のイベントではまたやっぱり難しいと感じた。

ボルダリングやクライミングに対する率直な気持ちは、「ここ(マンデーマジック)にいる目や耳に障害のある方は、身体は普通に使えでも自分はそれが難しい、と感じてしまうことがある。」
「継続してやることに意味があると思っているので、続けている。最近はテクニックも必要だとわかってきた部分もある。」

そんな中、1月のパラクライミング日本選手権で素敵な出会いがあったそうです。
大阪の車椅子ユーザーのクライマー大内選手は、下肢が動かず、手だけで頂点まで登りきった。どうしても話がしたいと思い紹介してもらい、本人と話すことができ、とても勇気をもらえたそうです。

最後に、「クライミングは使っていいホールドが決まっているというのを知って、自分にはそれが難しいと思った。ある時、そうじゃなくてもいいのかなと思った。上に行きたいという強い気持ちがあるから、時にはどんな石を使ってもとにかく上に登りたい。」そんなことを思ったと素直な気持ちを打ち明けてくれました。

「上まで登りたい」という気持ちは同じ。色んなクライミングの形があり、そこにどう向き合うかが大切で楽しいことを改めて気づくことのできた素敵なインタビューでした。

クライミングと向き合い葛藤している部分も話してくださり、私たちスタッフも考えさせられる、そんなインタビューでした。

さて、プチ講座の後は、誕生月ごとにグループに分かれてボルダリング。

そして、懇親会もたくさんの方が参加してくださり、今月も大変賑やかな会となりました!
今月も、皆さまご参加いただきありがとうございました!

次回のマンデーマジック東京は、3月12日(月)です!
年度末の忙しさも一緒に登って吹き飛ばしてしまいましょう!
お誘い合わせのうえ、ぜひご参加ください!

 

▼お申し込みはこちらから!
http://www.monkeymagic.or.jp/magic/monday-magic-tokyo

【活動の様子】

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