2018年 09月 16日(日)08:30
【代表小林より世界選手権の報告と御礼】
- 圧勝と評して頂けた世界選手権閉幕 -
オーストリア・インスブルックにて9月10日より開催されてきましたパラクライミング世界選手権は14日にすべての予定を終え閉幕しました。
私は本当に本当に本当にたくさんの方々の応援に支えて頂き、上に押し上げて頂き、目標としていた50歳の節目での世界選手権3連覇を、パートナーの鈴木直也とともに果たすことが出来ました。
ここに改めての御礼を申し上げます。ありがとうございました。
今回の結果はこの目標を達成することが出来ただけでなく、出場クラスの男子B1クラスでは、ルート全体で37手中2位選手に10手以上の差をつけて表彰台の一番上に立てただけでなく、今回開催された男子視覚障害B1(全盲)B2(強度弱視)の2クラスを併せて見ても自分が一番上まで登れており、さらに、自分がパラクライミング出場選手中最高齢であったらしく、本当にいろいろな意味で忘れることの出来ない、感慨ひとしおの大会となりました。もうひとつ付け加えさせていただくと、身長もダントツ低く、中継のアナウンサーには「Oldest,Smallest!」と評されました。
直後何人かの方に「おめでとう圧勝だったよ!」と言われうれしかったのですが、心残りもあります。それは優勝出来ましたが、完登することが出来ず、あと6手残して落ちてしまったことです。
岩や壁を登るクライマーと言う生き物は、一番上に登り着くことだけを目指していて、大会ではその結果が順位だと思うのす。だから私は完登出来なかったことが今頭から離れず、そしてこの気持ちこそが、次の大会では完投できるより強い自分になりたいと強く思う今なのです。
2019年8月パラクライミング世界選手権は東京にやってきます。Oldest, Smallestでもうひと頑張り、50歳代の伸びしろを信じがんばってみようと思います。
みなさまどうか引き続き、小林幸一郎へのご支援よろしくお願いいたします。
【活動の様子】