2025年 04月 26日(土)09:00
【報告】発達障害のある若者のアウトドアクライミング指導を担当しました。
発達障害など心身の障害のある子ども・青年に対して、野外活動などアクティビティを通して支援を行う「プチ冒険倶楽部」。モンキーマジックでは倶楽部のクライミング部の指導を担当させていただいています。
4月19日(土)は、湯河原(湯河原)の幕山公園の自然の岩でロッククライミングを行いました。参加者は、発達知的障害の青年5名とパートナー7名の皆さんでした。
湯河原の岩場は5年ほど前、プチ冒険倶楽部で一度チャレンジで来たことがありました。その時はクライミングにもあまり慣れておらず、初めての環境でほぼ登ることはできずにハイキングを楽しみ終了しました。
5年の間にクライミング部の活動は継続され、その間に部員はクライミングがどんどん好きになり、スキルも上がってきての今回の挑戦でした。
今回はこちらがイメージしていた「ここなら誰か登れるかな?」のルートは5人中4人が完登。そこから「これはチャレンジルートだよ!」というルートも意欲的にどんどん登り、見事にトップまで登り切る姿を見せてくれました。
そんな彼らの姿に触発されたのは、障害のある青年たちのパートナー(サポートスタッフ)の皆さんで、「私も登りたいです!」と一緒になって挑戦してくれました。が、思うようには登られず、青年たちの登りの凄さを実感されていました。
クライミング部の青年たちは自然の中でのクライミング環境でも、ルールを守り、落ち着いて過ごし、一日をそれぞれが豊かに楽しんでいました。その姿に「継続」の価値を感じることができました。
今回はロッククライミングのガイドに「アラジン」の小川さんに協力いただきました。ありがとうございました。
ボランティアの皆さんもいつも青年たちの成長を支えていただきありがとうございます。
モンキーマジックは、クライミングを通じてプチ冒険倶楽部のメンバーの冒険と可能性を広げるお手伝いを継続して行っていきます!
プチ冒険クライミング部の活動に関するブログ記事はこちら
https://note.com/npomonkeymagic/n/n44577e3ed48e
アラジン
http://www7a.biglobe.ne.jp/~aladdinclimbing/
【活動の様子】
2025年 04月 26日(土)09:00
【報告】練習会@ベースキャンプ入間を開催しました。
4月26日(土)、クライミングジム ベースキャンプ入間にて練習会を5名の参加者(うち視覚障害4名、上肢障害1名)で開催しました。
「久しぶりのロープでまずはとにかく登ることを楽しみたい」「5.10台の課題を丁寧に登る」「省エネを意識して登る。リードも挑戦したい」など、参加者それぞれ目標を掲げてトライは集中して楽しみながら壁に臨むことができた1日となりました。
モンキーマジックのクライミング練習会は、主に障害のある方からの「イベントやスクール以外にもっと登りたい!」という要望に応えるとともに、障害者クライミングに興味のある方を対象とした室内での練習会です。
技術指導を行う指導者はいませんが、自身のクライミング上達の機会にぜひご参加ください。
※ ロープクライミング未経験の方は、まずはインドアクライミングスクールへご参加ください。
【活動の様子】
2025年 04月 25日(金)15:00
【報告】光るホールド「みちびクライミングライト」がイオンモール四條畷に導入されました
4月25日(金)、大阪府四條畷市のイオンモール四條畷がリニューアルオープンし、こども向け広場「なわてmoku mokuひろば」のアクションエリア「ボルダリング×光あそび」コーナーに、ボルダリング壁が新たに設置され、NPO法人モンキーマジックと株式会社シーワテックが共同開発した、ホールドが光る「みちびクライミングライト」が導入されました。
「なわてmoku mokuひろば」は、“もくいく(木育)”の考えに基づき、地元・大阪府産のスギ材を使用した床や壁、一部の遊具に囲まれた、木のぬくもりを感じられる空間です。お子さまが遊びを通して、地域とのつながりや自然素材の大切さを学べるよう設計されています。
約760㎡の広場内には、大きなすべり台を中心に、回転・跳躍遊具やデジタル技術を活用したインタラクティブ遊具、「みちびクライミングライト」を搭載した光るボルダリング、静かに遊べる小部屋エリアなど、多様な遊び方ができる8つのエリアが展開されています。直感的に楽しめる設計で、初めてのお子さまでも安心して遊ぶことができます。
モンキーマジックは今後も、多様な子どもたちにとって遊びや運動がより身近で楽しいものになるよう、クライミングを通じた新たな価値の提供に取り組んでまいります。
イオンモール四條畷
https://shijonawate-aeonmall.com/lp/renewal/
【活動の様子】
2025年 04月 24日(木)15:00
【報告】4-5月インドアスクール(3回ステップアップ)@錦糸町を開催しました
4月19日(土)、ベースキャンプ錦糸町にて講師の大古田正裕さんの指導の下、5名の参加者(うち、視覚障害5名)でインドアクライミングスクールを開催しました。
今年2025年より、インドアクライミングスクールは「3回セットのステップアップ型」として新たにスタート。第2回目にあたる今回(4〜5月スクール)では、モンキーマジック主催スクールとしては初となる「ボルダリング」を実施いたしました。
初回のこの日は、まずはさまざまな課題にチャレンジしながら、3回のスクールを通じて身につけたいスキルや、自分が伸ばしたい課題を見つけることにフォーカスして取り組みました。
当日は2つのグループに分かれ、大古田さんから随時アドバイスを受けながら、それぞれのペースで多くの課題に取り組むことができました。
参加者からは、「(ロープクライミングとは違い)ボルダリングだと落ちる怖さがあるからこそ、ムーブに丁寧さが生まれてスキルアップにすごく良い時間になった」
「手数が限られているからこそ、“あのときのあの動き”をしっかり指導してもらえた。ボルダリングのスクールもとても良かった」
といった声もいただき、ボルダリングならではの発見や成長があった時間となりました。
次回以降は、参加者の皆さんがそれぞれの目標を明確に設定し、大古田さんのご指導のもと、さらなるステップアップに向けて取り組んでいきます。
ご参加いただいた皆さま、ご指導いただいた大古田さん、そしてサポートに駆けつけてくださったボランティアの皆さま、本当にありがとうございました!
【活動の様子】
2025年 04月 23日(水)17:00
【報告】第143回 マンデーマジック東京@高田馬場を開催しました
4月21日(月)、交流型クライミングイベント「マンデーマジック東京」をノボロック高田馬場店にて開催し、19名(うち視覚障害5名、上肢障害1名)の方にご参加いただきました。初参加の方は8名となり、非常に多くの方にお越しいただいた回となりました。
初めてご参加いただいた方には、視覚障害者とたのしむクライミングの手引きHKK(方向・距離・形)の基礎を学んでいただいた後、障害のある方との実践を通じて体験を深めていただきました。
実際に取り組んでみると、声に出すことが難しかったり、方向を言い間違えてしまったり、どのように伝えればよいか分からず戸惑われる場面もあったかと思います。そうした中でも、多くの方が気づきやご意見、ご感想を共有してくださいました。そのようなお声を伺うたびに、私たちスタッフも多くの学びを得ております。今後もぜひ継続してご参加いただければ幸いです。
マンデーマジックは、現在では函館や北九州にも広がりを見せています。代表の小林も各地の現場に赴き、イベントの立ち上げを支援させていただいております。機会がありましたら、他地域のイベントにもご参加いただけますと嬉しく思います。
また、本日のイベントでは、モンキーマジックの2024年度活動報告書(アニュアルレポート)の公開についてもご案内いたしました。今年はモンキーマジック設立20周年の節目にあたり、それを踏まえた内容となっております。視覚障害のある方にもお読みいただけるよう、読み上げ対応のテキスト版もご用意しておりますので、ぜひ多くの方にご覧いただければと思います。
今年度のモンキーマジックの活動にもご期待ください。
次回の開催は5月26日(月)を予定しております。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
お申し込みはこちらから↓↓↓ https://www.monkeymagic.or.jp/magic/monday-magic-tokyo
【活動の様子】
2025年 04月 16日(水)12:00
【報告】チャレンジドガールズクライミングスクールを開催しました(東京)
4月13日(日)クライミングジムNOSE(https://www.noseclimbinggym.com/)にてチャレンジドガールズクライミングスクール(ガールズ)を開催しました。参加者は4名(うち視覚障2名、発達障害2名)の方にご参加いただきました。
この日は色んな課題にたくさんトライして、リードに挑戦したり、前回登れなかった課題にトライしたりと、ワイワイ楽しく登りました!
このクールから参加してくれてる女の子もぶら下がることを楽しみつつ、少しづつ上へ登り気付いたら目標点にニッコリと嬉しそうな表情を見せてくれました。
初めては怖く感じることもあると思いますが、継続してご参加いただいたことで、高いところやぶら下がることに慣れ、少しづつ登る楽しさを感じて貰えているかなとスタッフ一同もとても嬉しくなりました!
今後のガールズの詳細、お申し込みはこちらから。
※すでに定員に達しているクラスは「締め切り」となっております。ご了承ください。
https://www.monkeymagic.or.jp/school/girls-school
本企画は、「障害のある女性の自立支援を目的ときたクライミングプロジェクト」の一環として「プレー・アカデミー with 大坂なおみ」から助成を受け、NPO法人モンキーマジックにより運営されています。プレー・アカデミーは、ローレウス・スポーツ・フォー・グッド財団、ナイキと大坂なおみ選手が連携し、生涯を通じて恩恵があると証明されている遊びとスポーツを、現代社会に根付いているジェンダー格差を埋めるのに役に立つエンパワメントツールとして活用し、女の子の生活に変革をもたらすことを目的としています。 詳細はhttps://playacademynaomi.com/ja/ をご覧ください。
【活動の様子】
2025年 04月 16日(水)10:00
【報告】チャレンジドガールズクライミングスクールを開催しました(東京)
4月12日(土)Base Camp Toky 江戸川橋(https://b-camp.jp/edogawabashi/)にてチャレンジドガールズクライミングスクール(ガールズ)を開催しました。
参加者は午前の部6名(うち視覚障害6名)、午後の部5名(うち視覚障害4名、両下肢障害1名)の方にご参加いただきました。
新学期スタートということで、自己紹介と共に好きな(好きだった)教科の話で盛り上がりながら、クライミングスタート!
この日はコーナーにあるかなり難しめの課題をみんなでトライしたり、お互いの応援にも力が入っていました。
登れることも楽しいですが、難しいところをみんなで「ここがねー!」と言い合うのもクライミングの楽しいところですね!
それぞれの得意分野に取り組んだり苦手克服を頑張ったりとあっという間の2時間となりました!
今後のガールズの詳細、お申し込みは下記をご確認ください!
※すでに定員に達しているクラスは「締め切り」となっております。ご了承ください。
https://www.monkeymagic.or.jp/school/girls-school
本企画は、「障害のある女性の自立支援を目的ときたクライミングプロジェクト」の一環として「プレー・アカデミー with 大坂なおみ」から助成を受け、NPO法人モンキーマジックにより運営されています。プレー・アカデミーは、ローレウス・スポーツ・フォー・グッド財団、ナイキと大坂なおみ選手が連携し、生涯を通じて恩恵があると証明されている遊びとスポーツを、現代社会に根付いているジェンダー格差を埋めるのに役に立つエンパワメントツールとして活用し、女の子の生活に変革をもたらすことを目的としています。 詳細は https://playacademynaomi.com/ja/ をご覧ください。
【活動の様子】
2025年 04月 13日(日)18:00
【報告】2024年度 活動報告書(アニュアルレポート)公開のお知らせ
2024年度の活動報告書が完成いたしました。
NPO法人モンキーマジックの1年の取り組みをまとめた「2024 ANNUAL REPORT」を、ぜひご覧ください。
【PDF版はこちら】
https://www.monkeymagic.or.jp/pdf/R6jisseki.pdf
【読み上げ対応テキスト版はこちら】
https://www.monkeymagic.or.jp/pdf/R6jisseki_text.pdf
本報告書には、イベントやスクールに参加された皆さまやスタッフへのインタビュー、各事業の動員数、1年を振り返るトピックなどを掲載しております。多くの方々にご覧いただけますと幸いです。
2025年度も、障害者クライミングの普及活動を通じて、多様性を認め合えるユニバーサルな社会の実現に向けて、より一層取り組んでまいります。
今後とも変わらぬご支援・ご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
【NPO法人モンキーマジックの活動を応援・寄付する】
https://www.monkeymagic.or.jp/support-goods
【活動の様子】
2025年 04月 08日(火)10:00
【報告】第41回マンデーマジック葛西を開催しました。
4月7日(月)、葛西駅徒歩5分のクライミングパークROCKLANDSにて、「マンデーマジック東京@葛西」を開催し、参加者8名(うち、視覚障害5名、下肢障害1名、初参加2名)の方にご参加いただきました。
今回は初めて参加の方、久々の参加の方、常連の方が入り混じってのイベントでした。
「クライミング」というテーマに立ち向かうことに経験の有無・長短に関係ありません。ただただ「自分を超えること」を目指す。それを目指し、課題に何遍と立ち向かう、そんな参加者の方々の登りを感じた回でした。
代表の小林の話では、北九州市役所のZ世代課が取り上げられました。市内のZ世代を応援・支援する取り組みをなさってるそうです。我々モンキーマジックもダイバーシティを目指しており、重なる点が多々ありますので、とても期待してきます!
いつか一緒にコラボできたらよいなぁと思います。
通称マンデー葛西は、トップロープクライミングのイベントになります。
ロープで安全を確保し、高さ12mほどの壁を登ります。車椅子の方や上肢・下肢に障害があり、着地に不安がある人でもより安心して登ることができます。
次回は5月12日(月)に開催です。みなさまのご参加お待ちしています!
お申し込みはこちらから
https://www.monkeymagic.or.jp/magic/monday-magic-tokyo-kasai
【活動の様子】
2025年 04月 07日(月)10:00
【報告】発達・知的障害のある子どもとその家族対象「春休みボルダリング教室」を開催しました。
3/28(金)、4/2(水)、4/4(金)に東京都のボルダリングジム・三鷹ジムで、発達・知的障害のある子どもとその家族向けの「春休みボルダリング教室」を開催しました。参加者はのべ4家族11名(内、障害のある児童生徒4名)の皆さんでした。
教室はグループ指導の時間帯と、家族で貸切りでの時間帯を設けて開催しましたところ、家族で登りたいと貸切りの時間が人気となりました。
参加いただいた子どもたち、保護者の方からは以下のような感想をいただきました。
▪️子どもたち
「楽しかった」
「難しかった。またやりたい」
「登れて嬉しかった」
▪️保護者の皆さん
「普段はきょうだいで同じ場所で遊んだりスポーツはできないから一緒にできて嬉しかった」
「息子が思ったより登っていた。優しくフォローしてくれてありがたかった。遠くまで来てみてよかった」
「自分もやってみて、達成感があった」
「楽しくボルダリングデビューできたから、お父さんを誘いまた近所でもやってみたい」
「こういう障害(知的・発達障害)のある子どもウェルカムの場所が少ないから企画が嬉しかった」
本企画はモンキーマジックの初めての試みでした。ボルダリングのルールがすぐには分からなかったり、室内でも走り回ることが好きな子どもたちが、皆んなが安全で楽しめる工夫を私たちも模索中です。
そんな中でも開催したことによって、障害のある子どもが楽しみ「やったぜ!」という顔を見せてくれたことで、やってよかったと感じています。そして、発達や知的障害のある子だもたちにもっと届けられるように工夫もしていけたらと思います。
次は夏休みにまた企画できたらと思いますので、次回もお楽しみに!
※本事業は「発達・知的障害児者のクライミング企画拡大プロジェクト」の一環で、ルルレモン社の社会貢献事業の「Grow Impact」の助成を受けて開催いたしました。
【活動の様子】