{* *} 活動レポート - NPO法人モンキーマジック
活動レポート

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活動レポート

2025年 01月 19日(日)15:00

NPO活動

【報告】全国交流型クライミングイベント宮城/伊達モンキー訪問

1月18日(土) Dボルダリング仙台長町店(https://www.d-b-c.jp/top/sendai/)にて全国交流型クライミングイベントのひとつ「伊達モンキー」が開催され、モンキーマジックスタッフ3名が参加しました!

記念すべき第1回の伊達モンキーには14名(うち視覚障害3名、聴覚障害1名)の方にご参加いただきました。

 

初めてクライミングをされる方も多くご参加いただき、ルール説明から始まりHKK講習、そしてグループに分かれてボルダリングと楽しみました。

ほとんどの方がHKK初挑戦ということもあり、ブラインドクライミングやサイトガイド両方とも四苦八苦といった感じでしたが、登りきれた時は皆さん自然と笑顔が湧き上がりとても盛り上がっていました!

 

伊達モンキーはモンキーマジックが全国に広げようとしている交流型クライミングイベントの17地域目の仲間となり、東北地方では初めての地域となります。

今後は奇数月の第3土曜日に仙台や名取のジムを中心に開催します。

皆さんも仙台へ遊びに行く際は、是非ご参加ください!!

 

今後の開催状況は伊達モンキーInstagramにてご確認ください!

https://www.instagram.com/date_monkey2025?igsh=bmk2aWpyeDdjejA5

 

【活動の様子】

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2025年 01月 01日(水)09:00

NPO活動

【謹賀新年】

新年あけましておめでとうございます。

NPO法人モンキーマジックは、本年8月に設立20周年という節目を迎えることとなりました。

2005年に視覚障害者向けのクライミングスクールをはじめ、2012年には障害の有無に関わらず交流できるクライミングイベントを開始しました。さらに、2014年からは札幌を皮切りに全国各地での交流イベント拠点の立ち上げを支援し、現在では約20の地域にまで広げることができました。

昨年は、新たに子ども向け交流イベント「モンキッズ」を立ち上げ、対象世代を拡充しました。また、これまでの国内での活動経験を基に、シンガポールや台湾などアジア諸国への展開にも挑戦を始めました。

私たちは20年にわたり、世代や地域を超え、さらには言語や文化の壁を越えて、障害のある方々にクライミングを通じて笑顔と交流を届ける場面を数多く見てまいりました。この経験は、障害者の運動機会や選択肢の拡大、QOL(生活の質)の向上に寄与するとともに、多様性理解の促進という新たな価値を確信するものでもありました。

これまで日本で前例のない取り組みを、私たちなりの方法で少しずつ切り拓いてきました。しかし、新たな社会価値を創造するNPO活動として、まだ私たちが届けるべき先は多く残されていると自覚しています。

小さな活動ゆえ、その一つ一つは小規模で、進みも遅いものかもしれません。しかし、これからも30年、50年と活動を継続し、障害者クライミングの価値を世界へ発信し続ける団体であり続けるため、努力を惜しみません。

設立20周年を迎える本年も、これまでと同様に活動の継続とさらなる発展のため、引き続きご支援とご指導を賜りますようお願い申し上げます。

2025年元旦
NPO法人モンキーマジック
代表理事 小林幸一郎
https://www.monkeymagic.or.jp

【活動の様子】

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2024年 11月 25日(月)10:00

NPO活動

【報告】シンガポールで初めての交流型クライミングイベントを開催しました。

11月23日(土)、シンガポールのOutpost Climbing Gymにて、シンガポール初のインクルーシブクライミングイベント「 Merdeka Monkey 」を開催しました。

今回のイベントには、視覚障害者を含む70名以上が参加しました。クライマー、ボランティア、そしてイベントを支えた地元組織のメンバーが一堂に会し、全員がクライミングを通じて交流し、互いを理解する機会を得ることができました。参加者同士が壁を越える瞬間を共有する様子は非常に感動的で、笑顔と歓声が会場にあふれていました。

イベントは地元組織との緊密な協力のもと運営されました。協力団体には、シンガポール視覚障害者協会(SAVH)、iC2 PrepHouse、シンガポール障害者スポーツ評議会(SDSC)、Guide Dogs Singapore、Outpost Climbing Gymなどが含まれています。

また、このイベントは日本を除くアジアで初めて上映された『Life is Climbing』の上映会と合わせて実施され、より多くの方にクライミングの魅力と可能性を知っていただく機会となりました。

このイベントの成功を受け、モンキーマジックではシンガポールでの定期的なインクルーシブクライミングイベントの開催を目指し、地元組織と協力してさらなる計画を進めていきます。次回イベントの詳細については、今後発表いたします。

Outpost Climbing Gym(https://www.outpostclimbing.sg/

※本プロジェクトは、lululemonの社会貢献事業「Grow Impact」の助成を活用して活動しました。

【活動の様子】

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2024年 11月 25日(月)09:00

NPO活動

【報告】第24期 朝日ライフ SRI 社会貢献ファンドの寄付先に採択していただきました。

2024年10月、朝日ライフ アセットマネジメント株式会社のSRI 社会貢献ファンド(愛称:あすのはね)の、第24期寄付先 7団体のひとつに選んでいただきました。

第24期 朝日ライフ SRI 社会貢献ファンド(愛称:あすのはね)
https://www.alamco.co.jp/fund/sri/index.html?tab=block5

贈呈式では、代表小林・副代表水谷が参加し、モンキーマジックの活動報告をさせていただき、藤岡代表取締役社長より目録を賜りました。

寄付金は、障害、年齢、性別、文化などの違いに関わりなく、多様性を認め合えるユニバーサルな社会の実現を目指す障害者クライミング普及に充て、活動に邁進いたします。

朝日ライフ アセットマネジメント株式会社
https://www.alamco.co.jp/

【活動の様子】

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2024年 10月 25日(金)

NPO活動

学術研究のためのアンケート調査ご協力のお願い

この度、NPO法人モンキーマジックとびわこ成蹊スポーツ大学が協力し、全国で開催されている交流型クライミングイベントに関わる18歳以上のすべてのみなさま(現在・過去の参加者・スタッフ)を対象としたアンケート調査を実施することといたしました。つきましては、以下の研究の趣旨や方法をご理解の上、ご協力いただけますようお願いいたします。

研究担当:びわこ成蹊スポーツ大学 林綾子・中道莉央
NPO法人モンキーマジック 小林幸一郎・伊藤相

本研究のテーマは【交流型クライミングイベントに参加する多様な人びとの体験の意味の探求】です。

「交流型クライミングイベント」とは、モンキーマジックの主催するマンデーマジックおよび、全国各地で開催される障害の有無にかかわらず共にクライミングを楽しむイベントを指しています。18歳以上の、一度でもこのイベントに参加したことのある方、スタッフとして関わったことのある方を対象としています。

下記の説明を読み十分に理解した上で、調査にご協力いただける場合は、本ページ下部よりアンケートにご回答ください。本調査への協力は任意ですが、アンケートの回答をもって本調査への協力にご同意いただいたものといたします。なお、イベントへの参加回数に関わらずアンケートへのご回答はおひとり1回とさせていただきます。

1. 研究目的

本研究の目的は、交流型クライミングイベントに参加された経験のある方、またスタッフのみなさまが、その体験の意味をどのように捉えているのかについて明らかにすることを目的としています。この研究によって、モンキーマジックのイベントの価値や社会的意義を学術的に解明したいと考えております。本研究は、びわこ成蹊スポーツ大学研究倫理審査の承認を受けています(承認番号BSSC2024R008)。

2. 研究方法・対象者の拘束時間

本研究では、アンケート調査にあたって2つの回答方法を用意しています。「6.アンケートの回答方法」をご参照ください。回答にかかる時間は、最短で12分程度ですが、読み上げ機能を使用いただく場合等は、20~30分程度かかります。

3. 研究参加への同意・不同意・撤回

この研究への参加は任意です。研究に参加しないことによって、不利益を受けることはありません。また、一度同意した場合でも不利益を受けることなく同意を撤回することができます。

4. 個人情報と研究データの取り扱い

研究を通して知り得たみなさまの情報や秘密を守秘します。収集した情報は研究目的以外に使用せず、研究対象者の事前承諾なしに研究対象者が特定される状態で使用しません。

5. 研究に関する問い合わせ

研究対象者は、研究実施者に研究に関する疑問に対していつでも十分な回答を得ることができます。また、研究実施者からの質問に対して、その一部または全部に対する回答を拒否できます。ご質問等がありましたら下記にご連絡ください。

<本研究の問合せ先>

びわこ成蹊スポーツ大学 教授 林綾子 E-mail : hayashi-ay@bss.ac.jp
びわこ成蹊スポーツ大学 准教授 中道莉央 E-mail : nakamichi-r@bss.ac.jp

6. アンケートの回答方法(詳細)

上述1~5の内容を十分に理解した上でご回答ください。回答をもって、本調査への協力に同意したものといたします。

★方法①スマートフォン・PCからの回答を希望される場合

下記のリンク、あるいはQRコードを読み取り、回答フォームへアクセスしてください。

アンケート調査は終了いたしました。たくさんのご回答、誠にありがとうございました。

★方法②アンケート用紙での回答を希望される場合

下記のリンクより、アンケート用紙の送付先についてフォームにてお知らせください。

アンケート調査は終了いたしました。

⇒回答に際し、回答アシスタント(ガイドヘルパーを含む、ご家族以外の方に質問を読み上げてもらう、記入してもらう)をご希望される方は、お手数ですが、下記連絡先までメールにてご連絡ください。

※ご家族以外の第三者に、ご自身の回答(個人情報)が共有される場合、守秘に関する誓約書の提出をお願いしております。

連絡先:びわこ成蹊スポーツ大学 中道莉央 E-mail : nakamichi-r@bss.ac.jp

7. その他
  • アンケートでご回答いただいた内容をより深くお聞きするために、インタビューにご協力いただけるかおたずねしております。インタビューにつきましても、ご協力いただけますと幸いです。

  • 「学術研究のためのアンケート調査ご協力のお願い(詳細版)」につきましては、下記リンクからご参照ください。
    https://www.monkeymagic.or.jp/pdf/news/MMacademic-explain.pdf

  • NPO法人モンキーマジックの取り組みについてのお問合せは下記フォームよりお願いいたします。
    https://www.monkeymagic.or.jp/entry/inquiry/input

2024年 10月 18日(金)12:30

NPO活動

モンキーマジックは、『女の子のスポーツ参加を促す指導者ガイド』に賛同します

この指導者ガイドは、ローレウス・スポーツ・フォー・グッド財団が「スポーツ現場におけるジェンダー平 等を目指す指導者のためのネットワーキングプログラム(通称:ジェンダー&スポーツコーチングプログラ ム)」の一環として、日本国内外の指導者たちと協力しながら制作し、2024 年 10 月に発表しました。

 

女の子を含む子どもたちが安心して安全にスポーツに参加でき、スポーツからあらゆるものを得られるように、指導者が知っておくべき「知識」と、その知識をベースにどのような「意識」で指導にあたることが重要なのかを7つのアプローチにまとめました。加えて、「知識」や「意識」を行動に移すためのチェックリスト とすぐに使える運動セッションのアイデアなどを紹介している教材です。

 

詳細は https://bit.ly/4e8giQK をご参照ください。 

 

#COACHTHEDREAM

#女の子のためにスポーツを変える

【活動の様子】

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2024年 08月 25日(日)09:00

NPO活動

【19年の旅。より広く、より遠くまで】法人設立19周年のご挨拶

いつもNPO法人モンキーマジックをご支援くださり誠にありがとうございます。2024年8月25日に、弊会は19周年を迎えました。

 来年2025年でNPO法人モンキーマジックは設立20周年を迎えます。節目に向けて、これまでとこれからの活動を見つめ直しています。

東京で法人を立ち上げた当時、私は37歳でした。参加者も私と近い世代が多く、開催地域もごく限られていました。障害者クライミング普及活動の持つ価値をより広く多様な方に届けたい。そう考えて、イベントをつくったり、日本各地に足を運びました。

2005年の視覚障害者へのクライミングスクールに始まり、2012年に障害のある人とない人の交流イベントを開始。2014年には札幌を皮切りに全国への拠点立ち上げ支援を開始し、昨年までに全国約20地域まで広げることができました。今年、2024年からは新たに子ども向け交流イベント「モンキッズ」立ち上げなど対象世代の拡充、これまでの経験をアジアの国々にも届ける試みも動き出しました。

世代や地域を越えて、障害のある方にクライミングに触れていただくことで多様性を認め合える社会を作ろうと活動を進めてきました。海外での体験会では、言語や文化も越えて笑顔と交流が生まれる場面を何度も目の当たりにし、障害者クライミングの価値に確信を持ちました。

私たちは日本でそれまで誰もやっていなかったことを、私たちのやり方で少しずつ切り拓いてきました。まだ届けられていない方々へ届ける努力をこれからも重ねてゆきます。

小さな活動ゆえその一つ一つは小さく、また動きも遅いものではありますが、どうか皆さまのお支えでこれからもこの活動を発展させられますよう、引き続きのお力添えをお願いいたします。
同時に企業の皆さまにはぜひコラボレーションいただき、豊かな社会創りをともに歩んでいただければ幸いです。
 

NPO法人モンキーマジック 代表理事 小林幸一郎

【活動の様子】

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2024年 08月 23日(金)14:00

NPO活動

【報告】札幌で開催された国際学会にて発表を行いました。

8月3日(土)、札幌で開催されたアダプティッドスポーツのアジア国際学会 「International Symposium of Asian Society for Adapted Physical Education and Exercise(ASAPE)」に代表小林とスタッフが参加し、モンキーマジックの活動事例を、アジア各国からの専門家の方々に発表しました。

今年から始めたモンキーマジック約20年の国内で培った経験を、アジア諸国にも届けるプロジェクトを理解いただくきっかけとなりました。こうした報告の機会と対面での出会いの機会がプロジェクトの発展の大きな後ろ盾になることを実感できた国際学会参加でした。

【活動の様子】

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2024年 07月 30日(火)15:00

NPO活動

【報告】第1回仙台・伊達モンキーを開催

7/27(土)、東北最初の地域交流型クライミングイベント、第1回「仙台・伊達モンキー」が、宮城県のクライミングジム「コーティ」を会場に開催されました。
当日はクライミング初めての方5名を含む6名の方が参加、初めての方の内2名の方は視覚障害のある参加者でした。当日はモンキーマジックからも代表小林と白井の2名も参加させていただき、参加者の皆さんと交流の時間をたっぷりと持たせていただきました。

終了後伺った感想の中からは「登れると思っていた以上にうれしいし、できないとくやしかった。」「いつかやってみたかった。想像以上に難しかった。」などのコメントと共に、みなさん「またやりたい!」と付け加えてくださいました。

終了時間が来てももう1回!と壁に取り付く姿や、またやりたい、という言葉も聞こえて、私どもにとってもうれしいものでした。
伊達モンキーは、この秋から毎月など定期的に開催するイベントとして最終の日程調整中です。

詳細情報が入って来次第私どもからもシェアするようにします。

全国に広がる交流型クライミングイベント - NPO法人モンキーマジック
https://www.monkeymagic.or.jp/magic/monkey-japan

クライミングジム コーティ | 宮城県名取市のクライミング&ボルダリングジム
http://kotih.com/

【活動の様子】

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2024年 07月 18日(木)09:00

NPO活動

【各地上映会のご案内】映画「ライフ・イズ・クライミング!」

代表小林も出演する映画「ライフ・イズ・クライミング!」は、現在全国で自主上映会を開催していただいております。

直近の各地上映会の情報をぜひご確認いただき、お近くのイベントへ足をお運びいただけますと幸いです。

 

■宮城県・仙台市
7/28(日)
アイサポート仙台 「ライフ・イズ・クライミング!」映画上映会&トークイベント

 

■静岡県・富士宮市

8/10(土)-11(日)
富士ハーネスサマーミーティング2024

 

■三重県・菰野町

8/31(土)
映画上映&講演会
https://www.town.komono.mie.jp/oshirase/pdf/2024-life_is_climbing.pdf

 

■三重県・四日市市
9/28(土)
よっかいち人権大学あすてっぷ2024

 

自主上映会の開催については、配給会社の株式会社シンカを通じてお受付しております。

ぜひ全国各地で上映会をしていただけること願っております。どうぞご検討ください。

『ライフ・イズ・クライミング!』 上映会について(株式会社シンカ)

https://note.com/synca_creations/n/ne18a61994e0d

【活動の様子】

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